ボルボ、5月の販売台数は45,952台と前年同月比約28%減も完全電気自動車のシェアは7.9%に

▲販売台数としては同月2位のXC40

ボルボ(Volvo Cars)は2022年6月2日、5月の小売販売台数が前年同月比28.3%減の45,952台となったと発表しました。一方5月の完全な電気自動車のシェアは昨年より増加し7.9%。リチャージモデルの販売台数は全体の33.6%を占め、2021年の同月と比較して10ポイント増加しています。

5月は、中国東部で発生したCovid-19関連のロックダウンにより、すでに緊張状態にある世界のサプライチェーンにさらなるストレスが加わり、生産が失われる事態が続きました。最近では、規制が徐々に緩和され、生産量に若干の改善が見られるなど、供給に改善の兆しが見られるようになりました。今後、徐々に生産量が増えていくことが期待されます。

ボルボの完全電気自動車の受注は引き続き増加しています。しかし、ロックダウンは第2四半期の完全電気自動車の生産に影響を与えており、第3四半期の完全電気自動車の納車シェアにマイナスの影響を与えるでしょう。

5月の欧州販売は、前年同月比24.3%減の18,752台となりました。同地域における同月の販売台数のうち、リチャージ車の販売台数は47%を占めています。

ボルボの米国における同月の販売台数は、前年同月比29.1%減の9,372台となり、リチャージモデルの販売台数は全体の35.7%を占めています。

中国の5月の販売台数は、前年同月比43.8%減の9,488台となりました。

ボルボの同月の販売台数トップはXC60で15,177台(2021年:19,835台)、次いでXC40が12,097台(2021年:20,350台)、XC90が8,790台(2021年:9,962台)でした。

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