世界の通信事業者などで構成される業界団体「GSMA」はカタルーニャの首都で開催されるMWCバルセロナを2030年まで延長すると発表しました。
この発表を受けて、開催会場であるFira de Barcelonaは感謝の意を表明しました。Fira de Barcelonaは、少なくとも2030年までバルセロナでモバイルエコシステムの主要イベントが開催されることは、バルセロナとカタルーニャ地方にとって素晴らしいニュースであり、イベント自体の経済効果だけでなく、カタルーニャの技術エコシステムを強化するモバイルワールドキャピタルが生み出すと期待しています。
Fira de Barcelonaはの取締役会長であるパウ・リラット氏は、「GSMAは、バルセロナ市、Fira de Barcelonaは、そしてカタルーニャ自治州、バルセロナ市議会、バルセロナ経済観光省など、すべての関係機関の協力が鍵となる共同プロジェクトに信頼を寄せてくれた」と感謝の意を示しました。過去の大会の成功に加え、GSMAとは長年にわたって非常に緊密な関係を築いており、今回のパンデミックではさらに強化されました。
また、 Barcelona Firaのジェネラルマネージャー、コンスタンチ・セラロンガ氏は「バルセロナが国際的なイベントの設立や開催において、世界レベルのモデルであることを証明した」と感謝の意を表しました。
MWCとは
2006年に3GSM World Congressという名称でバルセロナに到着して以来、テクノロジーとコミュニケーションの分野における主要な国際イベントは着実に成長し、カタルーニャの首都を世界のテクノロジーハブへと変貌させました。GSMAの調査によると、過去17年間におけるMWCバルセロナの経済効果は53億ユーロ以上、14万人以上の雇用が創出されたと推定されています。さらに、2011年に設立されたMobile World Capital Barcelonaは、このイベントを年間を通して拡張し、バルセロナをヨーロッパの主要なテクノロジーハブの1つとして位置づけ、この都市におけるイベントのレガシーを高めています。