ジャガー・ランドローバー、what3words、HEREが世界初のナビゲーション・ソリューションを提供

  • ジャガー・ランドローバー、what3wordsの「常時接続」機能を初めて顧客に提供し、ドライバーがデータ接続なしでシステムを利用可能に
  • what3wordsは、世界中の3m×3mの正方形に、3つのランダムな単語のユニークな組み合わせである住所を割り当て
  • 電話の電波を必要としない「常時接続」機能
  • HERE Technologiesのナビゲーションソフトウェアを通じて、ジャガーおよびランドローバーのPivi Proインフォテインメントに統合
  • ジャガーおよびランドローバーの顧客は、150カ国、24言語で展開するPivi Proから無料でダウンロード可能

ジャガー・ランドローバーは、what3wordsのグローバル・ロケーション・テクノロジーをSOTA(ソフトウェア・オーバー・ザ・エア)アップデートにより、すでに走行している車両に統合した最初の自動車メーカーとなり、最も離れた場所でも正確で精密なナビゲーションを顧客に提供しています。

what3wordsは、地球を3m×3mの正方形に分割し、それぞれの正方形に3つの単語を組み合わせた「what3wordsアドレス」というユニークな言葉を付与しています。携帯電話への接続を必要としない「常時接続」技術により、新規および既存のお客様は、たった3つの単語を使って世界中のあらゆる場所にナビゲートできるようになります。

これは、既存のジャガーおよびランドローバー車の20万人以上のオーナーがAmazon Alexaにアクセスできるようになった前回のアップデートに続き、今年顧客に提供された最新のSOTAアップグレードの一部です。ジャガー・ランドローバーは、常時接続機能の一環として、合計130万台以上の車両レベルのアップデートと300万台以上のエンジン制御ユニットのアップデートを完了し、お客様にモダンラグジュアリーをお届けしてきました。

このシステムは、更新されると、Pivi Proインフォテインメント・システムのナビゲーション・バーにwhat3wordsのアドレスを直接入力できるようになります。この統合は、過去25年にわたりジャガー・ランドローバーのナビゲーション・パートナーであるHERE Technologiesによって提供されています。HEREのエンドツーエンドのコネクテッド・ドライビング・サービスには、ターンバイターンガイダンス、リアルタイムトラフィック、路上・路外駐車などが含まれ、旅全体を通じてドライバーを直感的に導き、パーソナライズされた体験を可能にします。

統合型what3wordsは、ジャガーとランドローバーの先進的なPivi Proインフォテインメント・システムを搭載したすべての新車および既存車で利用可能です。

ジャガー・ランドローバーのデジタル・プロダクト・プラットフォーム、ナビゲーション・プロダクト・オーナーであるマーク・カーターは、次のように述べています。「この世界を変えるテクノロジーは、シームレスでモダンなラグジュアリー体験をお客様に提供し、接続を気にすることなく世界のどこにいても自分の道を見つけることができることを意味します、シンプル化がすべてです。HERE Technologiesが実現したwhat3wordsとのパートナーシップは、当社の世界最先端のSOTA機能をさらに際立たせ、常時接続のサービスを提供することを可能にしています」

what3wordsの共同設立者兼CEOであるChris Sheldrickは、次のように述べています。「このパートナーシップにより、次の冒険の目的地へ簡単に、そして快適にたどり着くことができるようになります。ジャガー・ランドローバーは、我々の革新的な技術が道行く人々にもたらす利益を認識しており、HERE Technologiesとのパートナーシップにより、これが可能になったことを誇りに思います」

HERE TechnologiesのEMEARジェネラルマネージャー兼シニアバイスプレジデントのGino Ferruは、次のように述べています。「ジャガー・ランドローバーとの長年にわたる協力関係により、我々は彼らの革新的な考え方や技術的な要件について深い理解を得ることができ、そのおかげで業界をリードするナビゲーション・ソリューションを構築することができたのです。このたび、両社のパートナーシップの最新ステップである、ジャガーおよびランドローバー車へのwhat3wordsの搭載を発表できることを大変嬉しく思っています」

ジャガー・ランドローバーとwhat3wordsは、スコットランドの離島マル島での医療行政の改善を支援するためにwhat3wordsアドレスを作成した2018年から協業しています。

HERE Technologiesについて

位置情報とテクノロジーのプラットフォームであるHEREは、位置情報の力を活用することで、人々、企業、都市を前進させています。オープンプラットフォームを活用することで、都市のインフラ管理や企業の資産最適化の支援から、ドライバーの安全な目的地までの誘導に至るまで、お客様がより良い結果を達成できるよう支援します。HEREについての詳細は、here.comおよび360.here.comをご覧ください。

ジャガー・ランドローバーについて:デザインによってモダンラグジュアリーの未来を再構築する

ジャガー・ランドローバーは、その個性的な英国ブランドを通じて、デザインによるモダンラグジュアリーの未来を再構築しています。

当社の現在のモデルレンジは、最新のディーゼルおよびガソリンエンジンに加え、完全な電気自動車、プラグインハイブリッド車、マイルドハイブリッド車を包含しています。クラスをリードするジャガーとランドローバーは世界中で需要があり、2021/22年度には123カ国で371,381台が販売されました。ランドローバーは、レンジローバー、ディスカバリー、ディフェンダーの3つのファミリーを通じて、高級SUVのグローバルリーダーとして活躍しています。ジャガーは、史上初のプレミアム・オール電化パフォーマンスSUV「Jaguar I-PACE」を提供するブランドです。

ジャガーは英国企業であり、英国内に2つの主要な設計・エンジニアリング拠点、3つの車両製造施設、エンジン製造センター、バッテリー組立センターを持っています。また、中国、ブラジル、インド、オーストリア、スロバキアにも車両工場を持っています。7 つのテクノロジーハブのうち 3 つは英国にあり、マンチェスター、ウォーリック(NAIC)、ロンドンに加え、アイルランドのシャノン、米国のポートランド、ハンガリーのブダペスト、中国の上海に拠点があります。

私たちのReimagine戦略の中心は、ランドローバーとジャガーの両ブランドを、明確で異なる2つの個性を持った電動化することです。ジャガーとランドローバーのすべてのネームプレートは、10年後までに純粋な電気自動車として発売される予定です。これは、2039年までにサプライチェーン、製品、事業のすべてにおいてネット・ゼロ・カーボン・ビジネスになることを目指す同社の旅の始まりとなるものです。

2008年にタタ・モーターズの完全子会社となったジャガー・ランドローバーは、タタ・グループ内のテクノロジーとサステイナビリティの分野で世界をリードする企業との間で、他に類を見ない関係を築いています。

what3wordsについて

what3wordsは、2013年にクリス・シェルドリックがロンドンで設立した、位置情報を最もシンプルに表現するシステムです。このシステムは全世界をカバーし、更新の必要がなく、オフラインで動作します。what3wordsのアドレスは、非常に正確な位置を他の人と共有したり、ライドヘイリングアプリやeコマースのレジなどのプラットフォームや機械に入力するための、人に優しい方法です。音声入力に最適化されており、入力ミスを即座に特定し修正するエラー防止機能が内蔵されています。

iOSAndroidで利用可能な無料のwhat3wordsアプリとオンラインマップにより、現在までに50の言語でwhat3wordsアドレスの検索、共有、ナビゲーションを行うことができます。何百万ものwhat3wordsアドレスが世界中で使用されており、何千もの企業が経費削減や効率化、より良い顧客体験の提供のためにwhat3wordsアドレスを利用しています。

what3wordsは、わずか数行のコードで、アプリ、プラットフォーム、ウェブサイトに統合されます。製品は、無料または適格なNGOのためのわずかな料金で利用可能です。what3wordsのパートナーには、メルセデス・ベンツ、トライアンフ・モーターサイクル、プレミア・イン、AA、そして世界中の多くの緊急サービスなどが含まれます。

what3wordsは、英国、米国、ドイツ、モンゴルにオフィスを構え、100人以上の従業員を擁しています。同社は、インテル、アラメックス、ドイツ鉄道、スバル、ソニー・イノベーション・ファンドなどの投資家から1億ポンドを超える資金を調達しています。

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