- ドイツで自由に設定できるID.4とID.5モデルのリース契約をオンラインで締結可能に
- フォルクスワーゲン販売担当取締役クラウス・ゼルマー氏曰く「お客様はディーラーとオンラインからの提案を求めている」
- ACCELERATE戦略の一環である販売のデジタル化における重要なマイルストーン
- ディーラーは今後もオンラインビジネスと密接に連携していく
ドイツ国内のフォルクスワーゲンで、顧客がオンラインで新車をリースできるようになりました。当初は、フォルクスワーゲンの ID. ファミリーから電気自動車の ID.4 と ID.5 が提供されます。その後、ID.3 が追加される予定です。
「これは、当社のACCELERATE戦略の一環である販売のデジタル化における重要なステップとなります。私たちは、自由に設定できる車両の完全なオンラインリースを提供する最初の大手自動車メーカーのひとつです」とフォルクスワーゲン・ブランド経営委員会のセールス、マーケティング、アフターセールス担当であるクラウス・ツェルマーは述べています。このサービスは、他の欧州諸国にも順次展開していく予定です。
また、クラウス ツェルマーは、「調査によると、約3分の2のお客様が、当社の車両をオンラインで購入できるようにしたいと考えていることがわかりました。私たちは今、その希望に応えています。私たちの使命は、ディーラーとオンラインの両方で、お客様に素晴らしい提案と購入体験を提供することです。その結果、当社の競争力も永続的に強化されるでしょう。」とも話しています。
フォルクスワーゲン・ドイツの新しいサービスは、車両の設定からリースオプションの定義、デジタル認証、契約締結まで、完全かつシームレスなオンライン体験を可能にします。これらはすべて、PC、タブレット、スマートフォンから非常に便利に行うことができます。
販売店は、組織的にも財務的にもオンラインビジネスモデルに密接に統合されます。また、アドバイスや試乗、納車、サービスに至るまで、お客との重要な接点であり続けることでしょう。
クラウス ツェルマーは次のように説明しています。「オンライン販売は、実店舗を持つディーラーに取って代わるものではありません。販売店は、現在も、そしてこれからも、私たちのお客さまにとっての顔です。個人的で適切なアドバイスを提供する上で、ディーラーは欠くことのできない存在なのです。」
新車のオンラインリースサービスは、現金購入やオンラインで契約できるファイナンスオプションも含め、徐々に拡大していく予定です。オンラインリースは、volkswagen.de のデジタルマーケットプレイスのさらなる構成要素であり、ドイツのフォルクスワーゲンディーラーは、2021年末から新車および中古車の在庫車を入手次第、購入できるように提供しています。
