成田空港でローカル5G技術を活用した自動運転バス

2022年2月11日

東日本電信電話、ティアフォー、KDDIおよび成田国際空港は、4社合同で自動運転レベル4 相当の導入に向けた実証実験を行いました。4社は2022年2月14日から2022年2月28日の間、国内空港で初めて 、ローカル5G とキャリア通信を活用した成田国際空港制限区域内における遠隔監視型自動走行バスの実証実験を行いました。

日本の交通インフラでは、少子高齢化の急速な進行による労働人口が減少しつつあります。労働人口減少に伴い、さまざまな移動・物流サービスの担い手が不足することが予想されています。

成田空港でも同様の課題を抱えており、その解決策の一つとして自動運転技術が注目されています。今回の実証実験では、自動運転車両「GSM8」を用いて、成田空港制限区域内を自動走行し、制限区域内の実装に向けて課題抽出を行います。また、複数の車載カメラ映像を用いた遠隔監視などのための通信インフラとして、ローカル5Gおよびキャリア通信による冗長化を行い、本構成における遠隔監視等の技術的な検証を実施しました。

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